下へ参ります。

BLとロックバンドをこよなく愛するアラサーです。

『どうしても、触れたくない』

どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)

どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)

Amazonの商品紹介ってこうやってやるんですね!!!
って1行目から、唐突にはじめてごめんなさい。とても素敵な作品を読んだので感想をと思ったのものの、iphoneとの連結の仕方が分からず四苦八苦していました。はてなブログ経由で表示させるんですね!勉強になりました。
どうでもいいですが、『あいふぉん』って入力したら『eyephone』が最上位に出てきましたよ。大丈夫かな、アップル製品?

さてさて、『どうしても触れたくない』を読んだのです。前々から、ストーリー展開の良さであったり、実写映画化されていたりと、話題に上がっていたので、BL初心者としては、目を通したいな、と思っていました。

読んだ結果、、、。
期待を裏切らない、いえ、その斜め45度をいくというか、、、。このザワザワ感を表現しきれず、もどかしい!!

主人公の嶋くん(26歳会社員、ゲイ)は、ある理由から大手システムメーカー(?)を退職します。転職先である企業で出会った上司である外川さん(29歳、ノンケ)は、初対面から二日酔いによりお酒臭いは、タバコ臭いやら、やたらと馴れなれしいやら、最悪な印象。
しかし、底ぬけに明るい外川さんと交流していく中で、徐々に会社にも慣れて、同僚とも打ち解けていきます。
そんなある日、ふたりで食事をしたあとに、酔った勢いで、外川さんが嶋くんにキスを、、、。
『嶋くん: 何してるんですか!こんなところで。人が見てますよ。』
『外川さん: じゃあ、人が見てないところにいく、、、?』
はわあああー、とこんな流れで、ふたりは良い仲になって、山あり谷ありと言った展開です。
肝心なところを、要約していまい、申し訳ありません。意外にストーリーを、まとめるのって難しくて、序盤でくじけました。

何がいいって、嶋くんの、とっても不器用で、でも必死な恋の仕方ですよー。
外川さんを好きで、大好きだからこそ、傷つけたくないし、幸せになって欲しい。そのためには自分という存在は、外川さんにとって本当に必要なのか、身を引いたほうが賢明なのではないか、と葛藤します。
なんというか、こういう想いって、なにもボーイズラブに限らず、男女の関係にも、友人関係にも、はたまた家族であっても芽生える感情ですよね。相手を好きになって大切に想い、同じ時間を共有する。時間は有限ですから、自分と同じように、相手にとってもその時間が、かけがえないものであって欲しいと願うのは自然なことです。ましてや、男性どおしであれば、まだまだ社会的にオープンにできない関係性なので、相手に深く依存していくと、そういう想いって強くなりますよね。
だけどねー、勇気を出して!嶋くん!!!
ってなんども誌面に向かって応援していた私です。不安や怖さを乗り越えて、創り上げた関係は、きっと大きな財産になりますよね。

嶋くんの可愛さ、さることながら、
外川さんのあっけらかんとした明るさが良かったですよ〜。いつの時も、一人くらいいますよね。外川さんみたいに明るくてだれともすぐ受けとけちゃうタイプのひと。でもそんなひとって大概、外川さん同じように、暗い過去であったり、誰にも見せられない裏の顔があったりしますよね。
もう、そんなところが見えちゃったら、一気に親近感わくっていうか、明るいところにこそ影は存在するんだなーって納得しちゃいますよ。

こんなわけで、どんなわけで?ですが、
ストーリーが登場人物たちの気持ちの変化とともに、とっても丁寧にゆっくりと展開されてゆくので、読者としても、自然と共感して、心奪われていく、といった感じの作品でした。

先述したように、人と人との関係性が丁寧に描かれていますし、どちらかと言えば、エッチシーンも少なめなんで、BLを読んだことがない方でも楽しめると思います。以上!